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総仕上げ

介護福祉士国家試験 模擬試験(全50問)

対象: 講座の全範囲 ・ 目安 25分 ・ 更新日 2026-10-07

講座の全範囲から出題する、無料のオリジナル模擬試験です。本番のパートA・B・Cと同じ3つのパートで全50問、タップするとすぐに採点されます。間違えた問題は、学び直すレッスンにつながります。

この模擬試験は、講座の内容をもとにSEADICEが独自に作った問題です。介護福祉士国家試験の過去問や公式の問題ではなく、合否の基準を示すものでもありません。

PART 1パートA(人間と社会・介護の基本)(22問)

第1章(試験のしくみ)と、第2章(尊厳と自立・介護の基本)・第3章(社会の理解)・第4章(人間関係とコミュニケーション)・第5章(生活支援技術)から出題します。

レッスン1-1から

Q1. 医師法第17条は「医師でなければ、医業をなしてはならない」と定めています。これと比べたとき、介護福祉士の資格のしくみとして正しいものはどれでしょう?

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正解: 2. 名称独占なので、法律が禁じているのは資格のない人が介護福祉士と名乗ること
正解は「名称独占なので、法律が禁じているのは資格のない人が介護福祉士と名乗ること」です。仕事そのものを資格者に限る業務独占は医師などのしくみで、介護福祉士は業務独占ではありません。名乗ることへの違反は30万円以下の罰金の対象です(レッスン1-1)。

レッスン1-2から

Q2. 介護福祉士が、正当な理由なく業務で知った人の秘密を漏らした場合について、法律の定めとして正しいものはどれでしょう?

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正解: 1. 1年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金の対象で、登録の取り消しを命じられることもある
正解は「1年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金の対象で、登録の取り消しを命じられることもある」です。秘密保持義務は介護福祉士でなくなった後も続きます。違反は第50条の罰則の対象で、登録の取り消しや名称の使用停止もありえます(レッスン1-2)。

レッスン1-3から

Q3. 在留資格「特定技能1号」で介護の仕事をしている人が、介護福祉士国家試験を受ける場合に当たる受験資格のルートはどれでしょう?

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正解: 3. 実務経験ルート
正解は「実務経験ルート」です。EPAルートはインドネシア・フィリピン・ベトナムから来た候補者の道で、「特定技能1号」「技能実習」で働く人は実務経験ルートになります。この場合も従業期間・従事日数の条件と実務者研修の修了が必要です(レッスン1-3)。

レッスン1-4から

Q4. Nさんは第38回の試験で全体としては不合格でしたが、パートAとパートBはパート合格となり、パートCだけ基準に届きませんでした。第39回に向けた考え方として正しいものはどれでしょう?

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正解: 2. 受けるパートを選べ、有効期間のうちにパートCに合格すれば全体の合格になる
正解は「受けるパートを選べ、有効期間のうちにパートCに合格すれば全体の合格になる」です。パート合格は翌々年まで有効で、第39回試験からは残りのパートに合格すれば全体の合格になります(レッスン1-4)。

レッスン2-2から

Q5. 利用者のPさんの生活をICFで整理しています。次のうち、「個人因子」にあたるものはどれでしょう?

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正解: 2. 長年続けてきた朝の散歩の習慣
正解は「長年続けてきた朝の散歩の習慣」です。個人因子は性別・年齢・ライフスタイル・習慣などです。手すりは物的な環境で環境因子、買い物に行くことは個人がおこなう行為で活動にあたります(レッスン2-2)。

レッスン2-3から

Q6. 介護福祉士のQさんは、利用者のRさんから「お風呂は夕方に入りたい」と言われました。Qさん自身は、朝のほうが気持ちよいと考えています。日本介護福祉士会の倫理綱領と倫理基準に沿った対応はどれでしょう?

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正解: 1. 自分の価値観に偏らず、Rさんに合った方法で判断の材料を伝えたうえで、Rさんの決定を尊重する
正解は「自分の価値観に偏らず、Rさんに合った方法で判断の材料を伝えたうえで、Rさんの決定を尊重する」です。倫理綱領の最初の項目は利用者本位・自立支援で、倫理基準は自らの価値観に偏ることなく自己決定を尊重し、状態に合わせて情報を提供するよう求めています(レッスン2-3)。

レッスン2-4から

Q7. 利用者のSさんは、夜になると腕をかきむしって傷をつけてしまいます。職員のTさんは「危ないし、朝までの短い時間だけだから」とミトン型の手袋をつけようと考えましたが、ほかの方法はまだ誰とも話し合っていません。3つの要件のうち、確かめられていないものはどれでしょう?

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正解: 1. 非代替性
正解は「非代替性」です。非代替性は、身体拘束以外に代わりの方法がないことで、拘束しない方法を複数の職員や多職種で洗い出したかを確かめます。3つの要件はすべて満たす必要があり、確認は一人で判断せず本人・家族・関係者で行います(レッスン2-4)。

レッスン2-5から

Q8. 厚生労働省の手引きは、感染が成立する要因として病原体・感染経路・感受性宿主の3つを挙げています。このうち、最も重要な取り組みとされている対策はどれでしょう?

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正解: 3. 感染経路の遮断
正解は「感染経路の遮断」です。手引きは、病原体を持ち込まない・持ち出さない・拡げないという感染経路の遮断を、最も重要な取り組みとしています。そのうえで、手袋の着用とこまめな手洗いが大切です(レッスン2-5)。

レッスン3-1から

Q9. 介護保険の第1号被保険者と第2号被保険者の違いとして、正しいものはどれでしょう?

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正解: 3. 第1号被保険者は、介護が必要になった原因を問わず、認定を受ければサービスを使える
正解は「第1号被保険者は、介護が必要になった原因を問わず、認定を受ければサービスを使える」です。原因が特定疾病に限られるのは第2号被保険者で、第2号は40歳以上65歳未満の医療保険加入者です(レッスン3-1)。

レッスン3-2から

Q10. 自宅で暮らすXさんは、半年前に要介護1と認定されました。認定の有効期間はまだ残っていますが、最近、転倒をきっかけに着替えや移動に多くの介助が必要になりました。制度の使い方として正しいものはどれでしょう?

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正解: 2. 有効期間の途中でも、変更の申請ができる
正解は「有効期間の途中でも、変更の申請ができる」です。認定には有効期間(新規は原則6か月、更新は原則12か月)がありますが、状態が変わったときは期間の途中でも変更の申請ができます。認定をするのは市町村です(レッスン3-2)。

レッスン3-3から

Q11. 地域包括支援センターが行う包括的支援事業(介護保険法第115条の45第2項)に含まれるものはどれでしょう?

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正解: 1. 認知症である人やその疑いのある人への総合的な支援
正解は「認知症である人やその疑いのある人への総合的な支援」です。センターは総合的な相談支援、虐待の防止など権利擁護、継続的な支援、医療と介護の連携の推進なども行います。一次判定は認定の手続き、意見書は主治医の役割です(レッスン3-3)。

レッスン3-4から

Q12. 知的障害のあるYさんは、外出すると車道に飛び出しそうになるなど、行動に著しい困難があります。外出時に危険を避けるための援護を受けられる障害福祉サービスはどれでしょう?

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正解: 3. 行動援護
正解は「行動援護」です。行動援護は、知的障害・精神障害で行動に著しい困難がある人に、危険を回避するための援護や外出時の介護を行います。同行援護は視覚障害で移動が難しい人の外出に同行するサービスです(レッスン3-4)。

レッスン3-5から

Q13. まだ判断する力がしっかりしているうちに、将来、自分の財産管理などを頼みたいことを契約で決めておくしくみはどれでしょう?

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正解: 1. 任意後見制度
正解は「任意後見制度」です。後見・保佐・補助は、判断する能力の程度に応じて家庭裁判所が審判で始めるものです。任意後見制度は、本人が判断できるうちに将来頼みたいことを契約で決めておく制度です(レッスン3-5)。

レッスン4-1から

Q14. 利用者のAさんが昔の思い出を話してくれていますが、途中の言葉がはっきり聞き取れませんでした。ロジャーズの「自己一致」の態度に沿った対応はどれでしょう?

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正解: 2. わかったふりをせず、聞き取れなかったところを聞き返して確かめる
正解は「わかったふりをせず、聞き取れなかったところを聞き返して確かめる」です。自己一致は、相手にも自分にも真摯な態度でいることです。わからないところはそのままにせず聴き直して確かめ、わかったふりはしません(レッスン4-1)。

レッスン4-2から

Q15. 認知症ケアの技法の一つであるユマニチュードが柱にしている4つの要素として、正しいものはどれでしょう?

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正解: 3. 見る・話す・触れる・立つ
正解は「見る・話す・触れる・立つ」です。ユマニチュードは、視線・言葉・触れることのうち少なくとも2つを同時に使うことも求めています。共感的理解などはロジャーズの3つの態度、驚かせないなどは認知症の人への対応の心得「3つのない」です(レッスン4-2)。

レッスン4-3から

Q16. 認知症のBさんが、廊下の椅子に座って窓の外を眺めています。これから入浴に誘いたいと思います。声のかけ方として適切なものはどれでしょう?

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正解: 1. Bさんの視野に入ってから、目線を同じ高さにして、やさしい口調でゆっくり話しかける
正解は「Bさんの視野に入ってから、目線を同じ高さにして、やさしい口調でゆっくり話しかける」です。認知症の人への心得は、驚かせない・急がせない・自尊心を傷つけないの3つのないです。後ろから声をかけたり、一度に複数のことを尋ねたりは避け、本人に話しかけます(レッスン4-3)。

レッスン4-4から

Q17. 厚生労働省の介護分野の生産性向上ポータルサイトは、記述式の介護記録で定型文などのルールを設ける効果を挙げています。その内容として正しいものはどれでしょう?

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正解: 2. 文章が長くなるのを防ぎ、職員による書き方のムラを減らせる
正解は「文章が長くなるのを防ぎ、職員による書き方のムラを減らせる」です。記録は完結の日から2年間保存する決まりで、ほかの事業者への情報提供にはあらかじめ文書での同意が必要です。様式の工夫は、利用者の変化や報告の偏りを見やすくすることにもつながります(レッスン4-4)。

レッスン5-1から

Q18. 利用者のCさんは、つかまれば立っていることはできますが、歩くのは難しい状態です。ベッドから車いすへの移乗について、「職場における腰痛予防対策指針」に沿った考え方はどれでしょう?

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正解: 1. スタンディングマシーン等の使用も含めて、方法を検討する
正解は「スタンディングマシーン等の使用も含めて、方法を検討する」です。指針は、立位を保てる人にはスタンディングマシーン等を、座位を保てる人にはスライディングボード等の使用も検討するとし、原則として人力による抱上げは行わせないとしています。やむを得ず抱え上げる場合も、身長差の少ない2名以上で行います(レッスン5-1)。

レッスン5-2から

Q19. 日本摂食嚥下リハビリテーション学会の「嚥下調整食分類2021」で、ピューレ・ペースト・ミキサー食など、均質でなめらかなものにあたるコードはどれでしょう?

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正解: 3. 2-1
正解は「2-1」です。0tは評価・訓練用のとろみ水、4はかたさなどがなく箸やスプーンで切れるやわらかさのものです。コードごとに形態の特徴が示されているので、施設や病院の間で同じ言葉で食事の形を伝えられます(レッスン5-2)。

レッスン5-3から

Q20. 在宅で父親を介護している家族から、「父が冬にひとりで入浴すると、いつもより長い時間がたっても浴室から音が全くしないことがある」と相談されました。消費者庁の呼びかけに沿った助言はどれでしょう?

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正解: 2. 何か異常を感じたら、ためらわずに声をかけて様子を確かめる
正解は「何か異常を感じたら、ためらわずに声をかけて様子を確かめる」です。消費者庁は「時間が長い」「音が全くしない」など異常を感じたら声をかけるよう呼びかけています。湯温は41度以下、つかる時間は10分までが目安で、熱い湯に長くつかると意識障害の原因になります(レッスン5-3)。

レッスン5-4から

Q21. 厚生労働省老健局の資料で、排泄や着替えの介助がしやすいという目的で、下半身を裸にしたり下着のままで放置したりすることは、どの虐待の例に挙げられているでしょう?

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正解: 1. 性的虐待
正解は「性的虐待」です。資料は、性的虐待には性的羞恥心を催すあらゆる形態の行為が含まれるとしています。介助のしやすさを、本人の尊厳より優先しないことが大切です(レッスン5-4)。

レッスン5-6から

Q22. 人生の最終段階で、本人の意思を確認できず、家族等も本人の意思を推定できない場合について、厚生労働省のガイドラインが基本としている方針はどれでしょう?

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正解: 2. 本人に代わる者として家族等と十分に話し合い、本人にとっての最善の方針をとる
正解は「本人に代わる者として家族等と十分に話し合い、本人にとっての最善の方針をとる」です。家族等が本人の意思を推定できるときはその推定意思を尊重します。どの場合も、本人にとっての最善の方針をとることが基本です(レッスン5-6)。

PART 2パートB(こころとからだのしくみ・医療的ケア)(20問)

第6章(こころとからだのしくみ)・第7章(発達と老化の理解)・第8章(認知症の理解)・第9章(障害の理解)・第10章(医療的ケア)から出題します。

レッスン6-1から

Q1. フロイトが考えた防衛機制のうち、「反動形成」の説明として正しいものはどれでしょう?

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正解: 2. 本当の気持ちとは反対の考え・気持ち・行動を表す
正解は「本当の気持ちとは反対の考え・気持ち・行動を表す」です。不安を生む記憶を締め出すのは抑圧、自分の気持ちを他人の中に見るのは投影です。防衛機制は、不安から心を守る無意識のはたらきです(レッスン6-1)。

レッスン6-2から

Q2. 摂食嚥下の5期のうち、食べ物をかみ砕き、唾液と混ぜて飲み込みやすいひとかたまり(食塊)にする時期はどれでしょう?

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正解: 1. 準備期
正解は「準備期」です。口腔期は舌を上あごに押しつけて食塊をのどへ送る時期、食道期は蠕動運動と重力で食塊を胃へ送る時期です(レッスン6-2)。

レッスン6-4から

Q3. 眠りのリズムにかかわるホルモン、メラトニンについての説明として正しいものはどれでしょう?

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正解: 1. いつもの就床時刻の1〜2時間前に出始め、明るい光の下では分泌が止まる
正解は「いつもの就床時刻の1〜2時間前に出始め、明るい光の下では分泌が止まる」です。メラトニンが出始めると覚醒力が急に下がります。なお、加齢とともにからだに必要な睡眠時間は減るとされています(レッスン6-4)。

レッスン6-5から

Q4. 終末期にある利用者のFさんは、ここ数日、職員に強い口調で不満を話すことが増えました。同僚が「今は怒りの段階だから、次は取引の段階に進むはず」と話しています。キューブラー・ロスの5段階モデルについての考え方として適切なものはどれでしょう?

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正解: 3. 順番は人によって異なり、すべてを経験しない人もいるので、段階に当てはめずその時の気持ちに耳を傾ける
正解は「順番は人によって異なり、すべてを経験しない人もいるので、段階に当てはめずその時の気持ちに耳を傾ける」です。5段階は死を受け入れていく過程を理解するための一つのモデルです。「今は怒りの段階だから」と決めつけないことが大切です(レッスン6-5)。

レッスン7-1から

Q5. エリクソンの心理社会的発達理論で、30〜64歳の段階の課題(葛藤)とされているものはどれでしょう?

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正解: 3. 生殖性(社会や家族への貢献) 対 停滞
正解は「生殖性(社会や家族への貢献) 対 停滞」です。親密性 対 孤立は19〜29歳、統合 対 絶望は65歳からの老年期の課題です。エリクソンは、発達は一生を通じて続くと考えました(レッスン7-1)。

レッスン7-2から

Q6. 老化による感覚の変化について、レッスンの内容に合うものはどれでしょう?

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正解: 2. 触覚や温度の感覚が鈍くなり、熱いお湯や小さなけがに本人が気づきにくいことがある
正解は「触覚や温度の感覚が鈍くなり、熱いお湯や小さなけがに本人が気づきにくいことがある」です。嗅覚や味覚も低下します。加齢性難聴は数年以上かけてゆっくり進むため、本人が気づかないこともよくあります(レッスン7-2)。

レッスン7-3から

Q7. 利用者のHさんは「夜にトイレに起きるのがいやだから」と、お茶をあまり飲まなくなりました。今日はだるそうで、立ち上がるときにふらつき、唇も乾いています。介護職の対応として適切なものはどれでしょう?

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正解: 1. 脱水が進んでいるサインかもしれないと考え、様子を記録して看護職にすばやく伝える
正解は「脱水が進んでいるサインかもしれないと考え、様子を記録して看護職にすばやく伝える」です。高齢者はのどの渇きを感じにくく、夜間のトイレを気にして水分を控えることがあります。だるさ・立ちくらみ・唇の乾燥は脱水が進んだときの様子で、介護職は診断せず、いつもとの違いを伝えます(レッスン7-3)。

レッスン7-4から

Q8. 日本老年医学会のステートメントは、フレイルに身体的・精神心理的・社会的の3つの面があるとしています。「社会的」な面の例として挙げられているものはどれでしょう?

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正解: 1. 独居や経済的困窮
正解は「独居や経済的困窮」です。認知機能障害やうつは精神・心理的な面、筋力の低下で転倒しやすくなるのは身体的な面の例です。フレイルは適切な関わりで健康な状態に戻れる可能性があります(レッスン7-4)。

レッスン8-1から

Q9. 利用者のIさんは、夕食を食べ終えて1時間ほどたったころ、「まだ夕ごはんを食べていない。いつ出るの?」と職員にたずねました。もの忘れの見方として、レッスンの内容に合うものはどれでしょう?

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正解: 3. 食べたという体験そのものが記憶に残っておらず、病的なもの忘れの特徴に近い
正解は「食べたという体験そのものが記憶に残っておらず、病的なもの忘れの特徴に近い」です。加齢によるもの忘れは献立など体験の一部を忘れるもので、あとで思い出せることが多いのに対し、病的なもの忘れでは体験そのものが残りません(レッスン8-1)。

レッスン8-2から

Q10. 脳梗塞や脳出血によって起こり、できることとできないことが分かれる「まだら認知」が特徴とされる認知症のタイプはどれでしょう?

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正解: 1. 血管性認知症
正解は「血管性認知症」です。急に悪くなったり変動したりし、手足の麻痺が出ることもあります。アルツハイマー型は海馬から萎縮が始まり記憶障害が中心、前頭側頭型は社会性の低下や同じ行動の繰り返しが目立ちます(レッスン8-2)。

レッスン8-3から

Q11. 認知症のJさんは、暑い夏の日に厚手のコートを着て散歩に出ようとしています。この様子は、認知症のどの症状によるものと考えられるでしょう?

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正解: 2. 中核症状の見当識障害
正解は「中核症状の見当識障害」です。見当識障害では、今がいつで、ここがどこかがわからなくなり、季節に合わない服を着ることなどが起こります。中核症状は脳の働きの低下から直接起こる症状です(レッスン8-3)。

レッスン8-4から

Q12. トム・キットウッドが挙げた、認知症の人の行動や状態に影響する5つの要因に含まれるものはどれでしょう?

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正解: 3. 育ってきた環境や仕事、趣味などの生活歴
正解は「育ってきた環境や仕事、趣味などの生活歴」です。5つの要因は、脳の障害・性格傾向・生活歴・健康状態と感覚機能・社会心理です。生活歴を知ると、行動の意味が見えてきます(レッスン8-4)。

レッスン9-1から

Q13. 車いすを使うKさんが、デイサービスで「今のテーブルの高さでは、車いすのまま手作業のレクリエーションに参加できない」と申し出ました。社会モデルと合理的配慮の考え方に沿った対応はどれでしょう?

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正解: 1. Kさんと話し合いながら、負担が重すぎない範囲でテーブルの使い方などを工夫し、参加できるようにする
正解は「Kさんと話し合いながら、負担が重すぎない範囲でテーブルの使い方などを工夫し、参加できるようにする」です。社会モデルでは制限の原因を社会の側の障壁にも見ます。2024年4月1日から事業者による合理的配慮の提供は義務で、福祉の分野も対象です。内閣府は建設的対話で一緒に対応を考えることを大切にしています(レッスン9-1)。

レッスン9-2から

Q14. 身体障害者福祉法第4条が定める「身体障害者」の説明として、正しいものはどれでしょう?

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正解: 2. 別表に掲げる身体上の障害があり、身体障害者手帳の交付を受けた18歳以上の人
正解は「別表に掲げる身体上の障害があり、身体障害者手帳の交付を受けた18歳以上の人」です。別表の障害は、視覚、聴覚・平衡、音声・言語・そしゃく、肢体不自由、内部障害に分かれます。手帳の等級は重い側から1級〜6級です(レッスン9-2)。

レッスン9-3から

Q15. 発達障害者支援法第2条が「発達障害」として挙げているものの組み合わせとして、正しいものはどれでしょう?

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正解: 3. 自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害
正解は「自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害」です。発達障害は、症状が通常低年齢で現れる脳機能の障害です。統合失調症や依存症は精神保健福祉法の精神障害者の定義に、視覚障害などは身体障害者福祉法の別表に出てくるものです(レッスン9-3)。

レッスン9-4から

Q16. 病気で障害を負った利用者が、強い喪失感から気持ちが沈み、ふさぎこんでいます。長寿科学振興財団の解説が示す、抑うつの時期の寄り添い方として正しいものはどれでしょう?

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正解: 1. 積極的に関わる。干渉を嫌う人には、黙ってそばにいることも大切にする
正解は「積極的に関わる。干渉を嫌う人には、黙ってそばにいることも大切にする」です。障害の受容に至るまでの心の揺れは健康な心理反応です。現実を直視させる説得は、否認の時期にもあまり効果がないとされています(レッスン9-4)。

レッスン10-1から

Q17. 介護福祉士ではない介護職員が、たんの吸引や経管栄養を行えるようになるための要件として、正しいものはどれでしょう?

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正解: 1. 喀痰吸引等研修を修了し、都道府県知事の認定証の交付を受けて、認定特定行為業務従事者になる
正解は「喀痰吸引等研修を修了し、都道府県知事の認定証の交付を受けて、認定特定行為業務従事者になる」です。たんの吸引や経管栄養は医行為と整理されており、医師の文書による指示や看護職員との連携のもとで行います(レッスン10-1)。

レッスン10-1から

Q18. 厚生労働省の通知が示す、介護福祉士が行う口腔内・鼻腔内の喀痰吸引の範囲として正しいものはどれでしょう?

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正解: 2. 咽頭の手前までを限度とする
正解は「咽頭の手前までを限度とする」です。介護福祉士が行える吸引は、口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部の3つです。カテーテルを入れる長さは医師の指示を確認します(レッスン10-1)。

レッスン10-2から

Q19. 研修を修了した介護職員のLさんは、利用者のたんがからんで苦しそうなのに気づきました。同僚は「吸引は決まった時間にするものだから、次の時間まで待とう」と言います。研修テキストの考え方に合うものはどれでしょう?

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正解: 3. 吸引はその時の状態で必要になるもので、必要なときは迅速に対応する
正解は「吸引はその時の状態で必要になるもので、必要なときは迅速に対応する」です。たんがたまると呼吸が苦しくなり、命の危険を感じて不安になることもあります。医師の指示を確認し、前後の手洗いなど安全の決まりを守って行います(レッスン10-2)。

レッスン10-3から

Q20. 胃ろうからの経管栄養で、口から食べていない利用者の口腔ケアについて、研修テキストの考え方に合うものはどれでしょう?

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正解: 2. 口から食べていなくても、歯みがきなどの口腔ケアは必要である
正解は「口から食べていなくても、歯みがきなどの口腔ケアは必要である」です。経管栄養は、管で胃や腸に栄養を入れる方法です。逆流を防ぐため上体を起こし、指示された速さで注入することも大切です(レッスン10-3)。

PART 3パートC(介護過程・総合)(8問)

第11章(介護過程)と第12章(介護の現場の課題)から出題し、複数の章の知識を組み合わせる事例問題も含みます。

レッスン11-1から

Q1. 介護支援専門員が作るケアプランや施設サービス計画とは別に、介護福祉職が介護過程の展開の中で作る計画はどれでしょう?

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正解: 3. 個別介護計画
正解は「個別介護計画」です。居宅サービス計画(ケアプラン)や施設サービス計画は介護支援専門員が作るものです。医師や看護師など各専門職も、それぞれのケア計画を作ります(レッスン11-1)。

レッスン11-2から

Q2. 介護過程のアセスメントで集める情報のうち、「客観的情報」にあたるものはどれでしょう?

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正解: 2. 居室から食堂まで歩く途中で、2回立ち止まって休んだこと
正解は「居室から食堂まで歩く途中で、2回立ち止まって休んだこと」です。客観的情報は観察や記録などから得られる事実で、利用者の言葉は主観的情報です。職員の考えは解釈で、事実をありのままとらえ、自分の解釈を入れないよう注意します(レッスン11-2)。

レッスン11-3から

Q3. 介護計画の立案で、支援内容・方法の書き方として研修資料の考え方に合うものはどれでしょう?

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正解: 2. 関わる介護福祉職の誰もが同じように実践できるよう、具体的に書く
正解は「関わる介護福祉職の誰もが同じように実践できるよう、具体的に書く」です。目標は現実的で達成でき、評価できるものにします。介護計画は、本人や家族への説明と同意のもとでチームが共有するものです(レッスン11-3)。

レッスン11-4から

Q4. 施設で暮らすQさんが、この1週間、入浴の誘いを断るようになりました。同僚は「Qさんはお風呂が嫌いになった」と記録しようとしています。介護過程と傾聴の考え方をふまえて、担当の介護福祉士がまず行うこととして適切なものはどれでしょう?

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正解: 1. 評価や否定をせずにQさんの思いを聴き、観察した事実と分けて情報を集めて、理由を決めつけずに考える
正解は「評価や否定をせずにQさんの思いを聴き、観察した事実と分けて情報を集めて、理由を決めつけずに考える」です。介護過程では、まず本人から情報を集めることを大切にし、主観的情報と客観的情報を分けて集めます。話は評価や否定をせずに最後まで聴きます(第4章)。食堂に来なくなったFさんの事例と同じ考え方です(レッスン11-4)。

レッスン11-2から

Q5. 脳の病気で右手にまひが残ったRさんは、以前は毎週通っていた仲間との編み物の会に行かなくなりました。Rさんは「またみんなに会いたい」と話しています。ICFの視点を取り入れた生活課題の表し方として適切なものはどれでしょう?

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正解: 3. Rさんは、また仲間の集まりに参加して、みんなと過ごしたい
正解は「Rさんは、また仲間の集まりに参加して、みんなと過ごしたい」です。生活課題は利用者を主語にして「〜したい」のように表し、本人が主体的に取り組めるようにします。ICFの「活動」と「参加」に注目する視点も示されています(第2章)。まひが治らなくても、道具や環境で生活は変えられます(レッスン11-2)。

レッスン12-1から

Q6. 厚生労働省の資料は、2025年以降の人口構造の局面がどう変わるとしているでしょう?

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正解: 3. 「高齢者の急増」から「現役世代の急減」へ
正解は「「高齢者の急増」から「現役世代の急減」へ」です。85歳以上の人口は2035年頃まで一貫して増える見込みで、介護を必要とする人が増える一方、支える側の世代は減っていきます(レッスン12-1)。

レッスン12-2から

Q7. 育児・介護休業法の介護休暇について、要介護状態にある対象家族が2人いる労働者が取れる日数として正しいものはどれでしょう?

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正解: 2. 1年度に10労働日まで
正解は「1年度に10労働日まで」です。介護休暇は1年度に5労働日まで、対象家族が2人以上なら10労働日まで取れ、事業主は申出を拒めません。通算93日は、対象家族1人につき3回まで分けて取れる介護休業の上限です(レッスン12-2)。

レッスン12-3から

Q8. 施設の職員から、職員による虐待を受けたと思われる高齢者についての通報を受けた市町村の職員について、高齢者虐待防止法の定めとして正しいものはどれでしょう?

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正解: 3. 通報した人を特定させる情報を漏らしてはならない
正解は「通報した人を特定させる情報を漏らしてはならない」です(第23条)。守秘義務の規定は通報を妨げるものと解釈してはならず、通報したことを理由に解雇その他の不利益な取扱いを受けることもありません(レッスン12-3)。

おつかれさまでした

各PARTの最後に、間違えた問題のレッスンが表示されます。間違えた問題は復習ページにも入ります。